レンタルサーバ移転の心得

先月から今月にかけて、サーバー移転をたくさんしました。
やはり12月、1月、4月などにホームページを新設することが多く、
1年契約の場合、更新や移転もその時期に集中してしまうものだと思われます。


でもここである疑問が浮かんできます。
なぜ一旦契約したサーバを継続できないのでしょうか。
レンタルサーバを決めるのに主に比較される要素は、
①費用
②容量
③マシンスペック
④回線環境(セキュリティ)
⑤安定度
⑥サポート対応
⑦コントロールパネルの使いやすさ
⑧付加サービス
などがあります。
この中で⑤ー⑦は実際使ってみないと分からない内容です。
③と④は、パソコンやインターネット回線に関する専門知識を要する内容です。
さらに①ー⑦の中で最も注意したいのが、⑤の安定度です。
これは、サーバマシンスペックや回線環境の単なる数字では分からない場合が多く、
人為的要因が多く絡む要素です。
日常使っているパソコンの場合で考えても、同じスペック、同じ回線環境でも、
安定度は違ってきます。その原因はメンテナンスをちゃんとしているかどうか
ということになります。
つまりサーバにもそのことが言えるわけで、このメンテナンスをおろそかにしていると
いくら最新のスペックのサーバを使っていてもだんだん遅くなってきて、さらには
メールが遅延したりする現象にたどり着きます。
現状、このメンテナンス不足を感じるレンタルサーバは意外と多いように思います。
そのメンテナンス不足から、もっと価格が安くて、安定度の高いサーバを求めて、
移転が行われるのだと思います。
もしメンテナンスを完璧にやってくれているレンタルサーバがあれば、その会社は
解約数が限りなくゼロに近くなるのになーとつくづく感じる今日この頃です。